Sea of Tranquility

しずかのうみ

英国産ファンタジーに用がある

何かの合間にちまちまと本をつまみ食いしています。何かとは何なのか。

英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩

英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩

 

 英国ファンタジーにちょっと用があって借りてきました。

でも、今必要な情報はなかった…。

代わりにイギリスに行きたくなって困りました。ハリー・ポッターは読んだことないし読む予定もないので、その部分はあまりそそられなかったんですが、シャーロック・ホームズパディントン近辺は垂涎しつつ読みました。鉄道駅の写真が多くて、乗り鉄の私にはたまりません。イギリス行ったことないんですよねえ。行きたいなぁ。電車に乗りまくりたいです。

幻想と怪奇の英文学

幻想と怪奇の英文学

 

 英国産ファンタジーに用事のあった私が次に読んだのはこちら。

うちの大学の大先輩が寄稿されていたのでぜひ読まなくてはと思い手に取りました。

この本、こっちのブログで紹介してしまうのが惜しいくらいの名著ですよ。大学で文学を教えているプロフェッショナルの文学研究者さんたちが、ホラー・ファンタジー分野について熱く語る小論集なんです。単なるエッセーやコラムの域を超えて、勉強になりまくる一冊です。文学専攻の友達に教えたい。でもその人たちはこっちは読みに来ないだろうな〜。(でもあっちには書かないかな…)

なぜか執筆陣に同志社の先生が多くて、『幻想と怪奇の同志社』ができますね、なんて巻末の対談で語られていました。そして対抗して『幻想と怪奇の早稲田』『幻想と怪奇の慶應』もできるといいね、なんて書かれていて、それぜひやってほしい!

大先輩の書かれた内容を読んで、私のレポートの方向性がちょっとだけ決まりました。うまくいくかなぁ。(読まなきゃいけないのがMEなので)締切に間に合うかどうかわからないけど、取り組むこと自体が楽しみなので、ダメなら書き直すつもりで書き始めちゃおうかな。