キャラクターには特に思い入れはない(スティッチと、ナイトメアビフォアクリスマスのキャラクターを除く)んですけど、パークの雰囲気が好きなので隙あらば行っています。最近隙がないので行けてないんですが…。
中でも「構造わかりきってるのに毎回絶対並んでしまう」アトラクションがこれ。ホーンテッドマンション。映画化されたので観てきました。いや最高です。
ネタバレもなにもパークにあるアレそのまんまなんですけど、『NOPE』とちょっと似たコンセプトですね。もっと遡ると『ゴーストバスターズ』とか。チームを組んでの幽霊退治です。
アトラクションの再現部分はともかく、人間ドラマがちゃんとあってけっこうほろっときます。ダニー・デヴィートが元気そうでよかった。絶叫クイーン(ホラー映画で叫ばせたらピカイチ)のジェイミー・リー・カーティスも美しかった。え、ていうかクランプ邸のガイドってウィノナ・ライダーだったの!?言ってよ… (気づけよ…)
本作の舞台は合衆国はニュー・オーリンズです。なぜかと言うと、本家ディズニーランド(アナハイム)のホーンテッドマンションがニューオーリンズスクエアというアメリカ南部の街を再現したエリアに建っているからですね。作中、主人公が住んでいる家の周りが本当にディズニーランドのニューオーリンズスクエアと同じ街並みで、ファンとしては大満足でした。
私が生まれて初めて訪れたホーンテッドマンションはアナハイムでした。
もう特殊効果とかキャストの制服とか音楽とか、なにもかも作り込まれていて一度でファンになりました。
その後東京で再度このアトラクションに乗った時、「あれ?既視感…」となったんですが、これは邸の無限廊下がスタンリー・キューブリック監督の映画『シャイニング』に出てくるオーバールック・ホテルの廊下を彷彿とさせたからでした。どっちを先に観ても怖いのでおすすめです。
怖いって言ってもアトラクションとしてのホーンテッドマンションはそこまで怖くないです。ただ、幽霊たちが美しく、かわいく、お茶目で、ちょっと間抜け。
その一番大事な部分をこの映画はちゃんときっちり描写していて、素晴らしかったです。
映画の内容に踏み込んでもいいんですけど、ここでは過去私が行ったことのあるホーンテッドマンションについて短くまとめてみます。
アナハイム→東京ときて、次に行ったのはパリ。
ディズニーランド・パリのホーンテッドマンションは、ファントムマナーという名称で、ヨーロッパのテーマパークなためか逆説的に(?)舞台がアメリカ中西部になっています。背景はビッグサンダーマウンテン。パリのファントムマナーはビッグサンダーマウンテン開拓にまつわる悲しい物語がベースになっていて、アメリカや日本のホーンテッドマンションとは少し雰囲気も違います。
とはいえ基本的には映画に出てきた例の椅子みたいな乗り物に乗って建物の中を回っていくシステムで、大筋はそんなに変わらないです。
香港ディズニーランドにはホーンテッドマンションはなくて、ここにはミスティックマナーという全く別のアトラクションがあります。全く別なんだけど「ちょっと怖かったり不思議だったりするものを見る枠」としては同カテゴリかな。ミスティックマナーは!おすすめ!マジで!
映画関係なくなっちゃったよ〜。
孤独は人を追い詰める。でもひょんなことから仲間になった人たちに救われることもある。仲間っていいね。ビッグラヴ。
そんな映画です。パークと両方楽しんで!