Sea of Tranquility

しずかのうみ

キュービックカラーセラピー

comme pavillonでキュービックカラーセラピーを受けてきました。 このところ仕事でもプライベートでも、なんとなく力が出なくて後ろ向きになってしまっていたので、誰かに背中をぽん、と押されたくて。 「色鉛筆で塗り絵するだけですっきりするものかなあ?」と半信半疑ではありましたが、すっきりするものですねえ~。

キュービックというだけあって、いくつかの四角が描かれた紙がまず登場します。そこに10色の色鉛筆を使って色を塗っていくのですが、最初はなかなかイメージが湧かず少し当惑しました。でも、ある時ふわっとイメージが浮かんできて、そこからは手が勝手に動いたような感じ。あまり頭で深く考えずに色鉛筆の感触を楽しんでいるうちに、塗りたい色を塗り終えました。 今回は10色の中から7色くらいしか使わず。残った3色はなんだか今の気分にそぐわない気がして選ばなかったのですが、全部終わってから紙を見た時に「あ、ここあの色でもよかったかも」と思えるような余白が少し残っていました。 ここから、過去、現在、未来、潜在意識、顕在意識を読み取っていきます。 詳しい解説は省きますが(これから受ける方へのお楽しみのため)、私の近い過去は他人にけっこう気を遣ったり、自分の努力を認めてもらいたいという願望があったこと、それと同時に人は人自分は自分、というような独自の感覚や価値観を持ってきていたということ、潜在的にはかなり頑固で、一本筋が通っている、よく言えば真面目だけど悪く言えば融通が利かない?そのくせ独自の感性は大切にしちゃってる…なんだか扱いづらい人物のようです。当たってますが(笑) 顕在的には、少し他人に甘えたり頼ったりしたい、そういう部分が出ていました。確かに、仕事で行き詰まって、もういっそあこがれの専業主婦に…?とまで思い詰めていたからなぁ。その隅っこに、「もっと人のために働きたい」という気持ちを載せたかったらしいのですが、どうしてもその色を選ぶことができなかったのです。 やっぱりちょっと疲れていたのかも。 そんな私の未来はというと、生真面目で融通の利かない自分に少し疲れているみたいだから、肩の力を抜いてもいいんじゃない?という意味合いの色で塗られていました。 今でも決して肩に力を入れている自覚はないんですが、確かにいろいろなことが許せなくなっていたり、少しのことで長く気に病んだりしていたことにも思い当たり、自分を緩めるためにどんなことをしたらいいかな?とセラピストさんに訊かれても(この質問、いつも仕事で生徒さん相手に投げかけているんですが、自分に投げられると一瞬固まります)とっさになにも思いつかないくらい足下が見えていなかったなぁと感じました。 セラピストさんはアロマも少しなさる方で、私の今のテーマカラー(肩の力を抜く)に合う精油で作った練り香水をプレゼントしてくださいました。肩の力を抜くというテーマ通りのやわらかくてさりげない香りです。 色鉛筆の柔らかい芯の感触や、ヒントを与えてくれる人との対話で少し心が軽くなったお盆休みのひとときでした。 小関さん、ありがとうございました。