- センツォン号浮上す。リル、ドームへ還る。
Centzóntotochtin
「酩酊する無数の神々」。
字義は「400羽(=無数)のウサギ」。
マゲイの女神マヤウェルとプルケ酒の神パテカトルはこの神々の象徴的な両親である。
このへんの話はまた8話以降で。
ロムドのショッピングモールにある仕掛け時計が象徴的な存在感を示す、コミューン編?最後の回です。
一般論を語るのは実務の伴わない者のすることだ。
相変わらずおじいさまのオートレイヴは辛辣です…
男か車か、どっちかにしな!
クイン姐さんも素敵…
感染症で息も絶え絶えのリルに「ビンセント」と呼ばれて頬を赤らめるビンセントはちょっと…でもこういう描写が海外向けなのかなあ、と思ったりして。照れって表情は絵として描写しにくいですもんね。
ティモシーは、死んでしまったんだろう?
うん、そうなの。だから、もういっこティモシーいないかなって。
ピノ。人は死んでしまったら、もう二度と会えないものなんだ。
ええっ、そうなの!?
そうなんだよ。
そうなの…もっと一緒に遊びたかったな…
寂しいか?ピノ
さみしい…?
ああ、今ピノのここにあるのは、寂しいっていう気持ちなんだよ。
さみしい…
この回も終盤で大盛り上がりでした。なんだかなあ。ロムドの皆さんを煙に巻く見事な展開ではありましたが。
結局リルは病気を治すためにロムドへ戻り、コミューンは自分たちの土地を捨ててウサギ(センツォン号)でドームを離れていくことになるのでした。
ピノは、さみしいよ…クイン。
教えられた「寂しい」という感情を学習し再確認するピノ。コギトウィルスに感染しても暴走しなかったのは、それだけ無垢だったということなのでしょうか。