Sea of Tranquility

しずかのうみ

FINAL PLUS 選ばれた未来

誰がどんな未来を選んだのかよくわかりませんでしたが、録画した分を今日やっと見ました。全編の総集編なのかと思ったら最終回だけを補完したのですね。というか、最終回をまともに作っていたらこの形になったはずだったのかなぁ、という印象です。
一部脚本も手直しされていて電波度が多少やわらいでいたかと…ステラの「明日ね」のくだりは今回の方がわかりやすかったです。でも議長の最期、アスランが立ち会う意味があったのかという疑問が上乗せされてしまいました。キラ一人で危ない場所へ行かせられない?あー、そうでしょうとも。それならわかる。
真の最終回ではレイを置き去りにするキラに非難囂々でしたが、今回の補完分では一応立ち去るのをためらうカットも挿入されていたりして、少し人非人濃度が薄めになったのでは。
レイはどのみち長く生きられない人だし、それも込みで疑似家族の一家心中に混ぜてもらえたのでしょうね。あれをひどいというならそもそもの設定がひどいわけで。

しかしラストシーンは作画の崩れも相まってなんだか微妙な感じでした。夜のシーンだったことを差し引いてもあの色指定もなんだかぱっとしなかったし。アスランなんてデコが広い上に白髪にまでなったのかと思ったくらい髪の色がくすんでました。キラに寄り添うラクスの生首、本来ならラブラブなカットなはずなのに怖かった。
あ、そういえば「覚悟はある。僕は戦う」は削られちゃったんですね。けっこう好きな台詞だったのに残念。
最後はアスメイだったけど、OPでもアバンでも連合VSザフトのCMでもアスカガ健在でアスカガスキーな私は満足しました。
さて、「天空のキラ」でもまた見るかな…。(今CSで再放送中なんだもん)