Sea of Tranquility

しずかのうみ

Simoun(シムーン)

所用で実家に帰っていたら、今まで深夜帯に舞乙を録画してくれていた妹が「なんか新しいの始まったよ!見なくていいの!!」と煽ってきたので見始めた新番組。チャンネルを合わせた時には既にOPが終わりかけていたのですが、ネヴィリルの造型を見た瞬間魔女っ子系かと勘違いした私を許して下さい、西田亜沙子様。
さて、魔女っ子系かと思いきや、女の子ばっかり出てくるわシムーンを動かすたびにキスし始めるわで、なんだこれはべたべたであまあまな百合系アニメだったのかと誤解しそうになりましたが、思ったよりシリアスで重い展開、その割にキャラクターデザインも声も可愛いというギャップに酔いながら結局最後まで見てしまいました。声が可愛いといえばこのアニメは全キャスト女性声優なのですね。ひぇー。あ、CGはきれいでしたね。シムーン本体のデザインもなかなか。
内容はというと、ヘリカル・モートリスとかコール・テンペストとかナントカ様とかわけのわからない用語と世界観でとっつきにくいったらないです。ところでこの手の群像劇にはツインテールとか眼鏡っ子とかボーイッシュな先輩とかお姉様とかは欠かせないのでしょうかね…ストーリーの特異性とキャラクター造型の普遍性がミスマッチ。もちろんうまくハマればいい方向へ行くと思われるのですが。佐橋俊彦の音楽がちょっとおしゃれな感じです。
つーか少女たちの闘い…って舞-乙HiMEでお腹一杯なんだけどなあ(笑)かぶる台詞やシークエンスもあったかもしれない。
せっかく1話から見たので何話か続けて見てみます。そのうちAT-Xでも後追い放映されるようですね。