Sea of Tranquility

しずかのうみ

STAGE 5 皇女 と 魔女

ついにアバンが先週のおさらいではなくなりました。しかも唐突に砂漠の戦闘シーン。ここで第2皇女コーネリアが初登場です。まさかテニプリの人だとは思いませんでした。なかなか予想外な展開です。ジェレミアくんはかなりヤバい状況に追い込まれました。クロヴィスといいジェレミアといい、ルルに目をつけられた人はろくな目に遭いませんね。しかしジェレミアは人徳で助かります。…人徳なのか?

C.C.は本編には顔を出さず神秘的な存在として今後のキーポイントになる…のかと思いきや、あっさりルルーシュの前に、いや、学園内にまで姿を現し、謎もへったくれもなくなりました。もちろん彼女の存在そのものについての謎はまったく解明されていないままではあるのですが、妙にもったいぶらずに軽く流してしまうそのやらずぶったくりなセンスがたまりません。
しかし毎回ツボな台詞がありますねぇ。今回もカレンとの絡みでは笑わせていただきました。実は録画しておいたものを見る前にネタバレを読んでしまったのですが、あの台詞があの局面で吐かれたものだったとは(笑)

一方、スザクは第3皇女ユーフェミアと運命の邂逅を果たします。飛び降りる時には下をよく見ようねユフィちゃん。イケイケな姉とは正反対の天然キャラかと思いきや、確かにまだ世間知らずではありそうですけど、一本筋の通ったお姫様のようです。スザクとはいいコンビかもしれないですね。今回のスザクのお芝居(中の人のね)はよかったですねえ。いついかなる時も正義を遂行し、そんな自分を全肯定しちゃうスザクちゃんのよさがよく出ていました。
ルルーシュは魔女C.C.に魅入られ、スザクは皇女ユーフェミアに出会い、二人の進む道はますますかけ離れていくように見えますが、抱く理想はその奥底で繋がっている…というのを台詞とカット割りで表現したあたりは秀逸でした。ここで安易に共闘に走らないのがスクライド魂ですよね〜(意味不明)

はりぼてのゼロがブリタニアを引っかき回してしまえるというのが、ちょっと設定としては強引かな。まあ、楽しいからいいですけど。
ランスロットがジェレミアのサザーランドを救うシーンではガンXソードでのロボットアクションを踏襲してるなあ、と思いました。人間の生身の体に鉄の皮一枚分、みたいな、ある意味ちゃちいけど血の通ったアクションになっていると思います。まあ、ガンXソードと違ってこいつらは宇宙へ出そうな気がしませんけど…
意外と出たりして。