Sea of Tranquility

しずかのうみ

超・カルラ舞う!ミステリーボニータ3月号

2月号の「イヤミな辰王」がもう一度見たくて買いに行ったのに、もう最新号が出ていた…(普段読まないから発売日を知らないの…)
2巻のラストから3話分経過してるけど、とりあえず辰王が出てきたくらいしか新しい展開はないのかな?後鬼仙たちはまんまと白い闇から抜け出したようですが。
んで、3月号はいきなり舞ちゃんが近江くんに「変幻しよ!」と持ちかけるところから。
いやホントにこの人は…子供の頃に翔ちゃんと無邪気に入れ替わって痛い目見た頃から(見たのは翔ちゃんだけか?)進歩してないというか…進歩しすぎて細かいことがどうでもよくなったというか…
近江くんも、近くに剣持さんがいるんで比較的強気に「はあ?」みたいな受け答えをしていますが、やる気満々の舞ちゃんに引きずられる恰好で変幻につきあわされる羽目になっちゃいました。
その結果、自分がまだまだ…ということに気づき、修行に出る近江くん。それにしても「頭の中が舞子でいっぱい」(だっけ?一言一句は覚えてないや)って、永久保さんこれ言わせたかったんだろうなあ(笑)
舞ちゃんは舞ちゃんで、おばあちゃんと翔ちゃんに呆れられながらも屈託のない笑顔です。おばあちゃんは「舞子なりに考えてのことだろう」と言ってたけど、いーや、こいつ考えてないから、たぶん。
翔ちゃん以外の人間と変幻するってことがどういうことなのか、赤の他人と中身を入れ替えるってどんだけリスキーなことか、そんなのはわかってない。舞ちゃんは感覚で「受け容れられるかそうでないか」を判断しただけで、まあそのへんは言葉足らずな本人の代わりにおばあちゃんと翔ちゃんが代弁してくれて、読者には伝わったからいいんだけど。
たぶん舞子自身は理屈ではわかってないでしょうねえ。
ところでもはや身寄りのない池田近江と第三十八代目教主の扇舞子の組み合わせの場合、もしそんな話(?)になれば当然婿養子になるんだろうけど、それだとあまりにも名前がかわいそうになっちゃうからその展開は無しにして欲しいです…。
翔ちゃんも白妙と変幻してみたくなっちゃったりするのかな。うーん…。それはそれで面白いかもしれない。
翔ちゃんの場合は純粋に「リスクは承知の上で身内以外の人間と変幻するとどうなるのかを体感してみたい(妹だけその感覚を知っているのはズルい)」とかそういう動機になるんだろうけどね。