Sea of Tranquility

しずかのうみ

銀河英雄伝説-わが往くは星の大海-

さっきまでWOWOWで放映してました。録画したままほったらかしてあったんだけど、ふと思い立って再生したら勢いで全部観てしまいました…orz
明日の仕事がどうなるのか大変不安です。そのうえレビューまで書く気か俺。


第1作とあって気合いが入っていたというのもあるのですが、やはり私は今作が最高傑作であると思っています。奥田万つ里さんのキャラクターも美しいですし〜。しかしこれって88年作だったんですね。あと2年もしたら20年モノなんだ。ひぇぇ。手描きのセル画にも味はあるのですが、今作ったらCGで艦がもっとキュインキュイン動くんでしょうね。
さすがに原作は読破していないので第4次ティアマト大戦が本当にあんなのんびりした戦闘だったのかどうかはわからないのですが、改めて観るとよくあんなんで勝ったよな。細かい所はツッコミがいがありまくりなのですが、全体の流れとバランスを見るとよくも1時間でまとめたなあと感嘆しきりです。
本編の方はラインハルトが出世街道をひた走るようになると、前線での戦闘よりも政治的な駆け引きとか陰謀とか暗躍とかがメインになってしまって、この頃感じた醍醐味が半減してしまいます。そういう意味でもやはりこの外伝を観ると、頭脳戦に長け大胆な作戦をためらいもなく実行する金髪の儒子は魅力的だったよなぁとしみじみ思ってしまうのですねぇ。
…しかし相手がバカか卑怯者だったら通用しない作戦だよな、どっちも。