いろんなリストがあるんですね。
私も作ろうかと思ったけど嗜好が偏りすぎていて需要がないかも。
pulp-literature.hatenablog.com
ラノベに飽きた学生向けの100冊。100!
しかも直近50年に発表されたもの中心なので新しいです。
知ってる作家もちらほらいますが、その作品は読んでなかった…というのが多いです。
クンデラはこのブログにも1作紹介記事を書きましたが、『存在の耐えられない軽さ』が映画化された時には原作の存在は知りませんでした。
クッツェーやピンチョンは大学に入っていなかったら出会ってなかったかも。
最近短編を読んだソローキンなんかも入ってますね。
アジア圏の作家も多く紹介されているのがいいなあ。
こちらは古めの作品も入っています。
さきほどのリストよりは少しとっつきやすいかな。ていうか、クンデラだったら『存在〜』より私が読んだものの方が読みやすい気がするしピンチョンも短編集の方がいいような気がするんですよね〜。
ヤンソンも、ムーミンの出てこない『ムーミン谷の11月』がよかったんだけど。
あと、どちらもなぜかエンデのお勧めが『はてしない物語』なんですよね。不思議。
順番からいうと先にこっちを読んでから新しい方に行った方がいいかな?
最後は同様の趣旨で幻想文学にジャンルを絞ったリストです。
ウェルズそういえば古典過ぎてかえって読んでなかった。
シェリーは今旦那さんの方のクローゼットドラマを読んでいます。
ジュール・ヴェルヌは『海底二万里』とか『月世界旅行』じゃないところが渋い。
シュペルヴィエルは短編集なんですね。『ひとさらい』最高に面白いのになあ。
スティーヴンスンは『ジキル博士とハイド氏』とか『宝島』は中学生までには読んだでしょ、という前提でしょうか。
そういえばブラム・ストーカーも実はちゃんと読んだことなかった。
ブラッドベリ、さっきのリストでは『火星年代記』でしたがこちらでは『十月はたそがれの国』ですか。私は『たんぽぽのお酒』が好きです。
スタージョンは『人間以上』が…。
しかしジョン・ウィンダムが『トリフィド時代』なのはいいですね。許す。(えらそう
ジャクスンも『山荘綺談』とか『たたり』じゃないのか〜。
グラビンスキは私も好きなんですけど初めて読む人に『火の書』から勧めるかなあ。
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は映画から入るのも手かも。『エクソシスト』もリストにあるけどやっぱり映画かなあ。そういう意味ではドラキュラもそうかな…。マシスンの『ある日どこかで』も映画がいいですよ!
『ゲイルズバーグの春を愛す』は内田善美さんの表紙を愛でる本。『盗まれた街』も読んでほしい。
ゼラズニイも『光の王』じゃないんですね…ううむ。レムも『ソラリス』じゃないし…。ディックも『ユービック』じゃないしハーラン・エリスンも『世界の中心で愛を叫んだけもの』じゃないし(まあ私の好みの問題ですけど)。
『リプレイ』は新入生学生関係なく読んで〜!面白いから。
キングは通なファンほど『呪われた町』を推すんですよね。面白いけど、私のツボにははまらなかった。
というわけで、私はやはりこのジャンル(怪奇幻想SF)が好きなんだということを思い知っただけでしたが、リストにある本は少しずつ読んでいこうと思います。