Sea of Tranquility

しずかのうみ

第3話 ホーリー

某スレで「劉鳳の子ども時代、カズマと会う前と会った後それぞれの演じ分けは神」と評されていた緑川光氏の演技が冒頭から炸裂していますです。でも喉を絞って思いっきり叫んじゃうと保志も緑川も区別がつかないことに気づきました(敬称略)。犬ヲタの私にとって絶影誕生秘話は涙なしには語れません。なるほど、これで劉鳳は鉤爪の男を探して旅に(違)
OPは3パターン目。カズマと劉鳳が天に腕を突き上げるバージョンです。歌詞も前2話とは違います。さすがにこれ以上のバリエーションはないだろう…(あったりして)

内容的にはご都合主義としか思えない展開ではありましたが…なぜ水守がカズマにことさらに固執するのかよくわからなかった点が残念。他にも囚われたネイティブアルターはいたのにな。一人だけ処分が厳しすぎることにほだされたのか、7年ぶりのロストグラウンドで最初に邂逅したネイティブアルターがカズマだったから情が移ったのか?よくわかんなぁい。監督は「スクライドは男の話だから女性キャラはどうでもいい」みたいなことを言ってたらしいけど、決してそんなに雑な描かれ方はしていないと思いますよ。惜しむらくは主要女性キャラの声のトーンが似通ってるところかなあ。

劉鳳がカズマにお見舞いした振り返りざまの蹴りがかっこよかった。
クーガーは相変わらず素敵キャラ。カズマの名前も間違えるのかよクーガー。ラストはちゃんと呼んでたけどな。しかしあの局面でも自分の名前を訂正するか水守。カズマが取り憑かれたように劉鳳と「アレの続き」をやりたがるのがなんというか一途で健気。水守がカズマに拉致された時に、それまで意図的に距離をおいてきた劉鳳が我を忘れて「水守!」と叫んだシーンに萌え。シェリスってホントに劉鳳のことが好きなんですねぇ。ラスト、かなみの待つ家に帰ってきたカズマの笑顔もナイスでした。さて、明日はビッグマグナムだぜ。

高ポイントせりふ…今回多すぎ!

カズマ「あ…あ…そりゃまずい。本気にさせちゃったかな…もう帰らなきゃ…」

こんなになっても帰れると思ってるキミはえらいよ。

ジグマール「それがネイティブアルターの考え方か」
カズマ「俺の考え方だ」

あすか「この僕に不意打ちなんて!とても許せそうにない!隊長、許さなくていいですか!」

カズマ「劉鳳か、オッケー刻んだ!今度はおまえが俺を刻め!俺の名前を、カズマという名を!」

スクライド名台詞に必ずと言っていいほど出される一言ですがここはやはり私も刻まないと。

劉鳳「刻むしかないな、あの男の名前を」